最近、水道水をそのまま飲む人って少なくなってきましたよね。
水道水が飲まれなくなった理由としては、
など、水道水に対して抵抗が出てきているからでしょう。
また、福島第一原発事故以降は、放射性物質に関して敏感になってしまっているという部分も、水道水がより飲まれなくなってしまった原因になっているのではないかと推測できます。
そこでここでは、水道水に関する以下のような質問に、わかりやすく答えていきます!
- 日本の水道水にはどのような成分が含まれているの?
- そのまま飲んでも本当に安全なの?
- どんな不安材料があるの?
- 水道水への対処法には何があるの?
この記事を読み終えることには、水道水への考え方が大きく変わっているかも知れません。
では早速、読み進めていきましょう!
もくじ
日本の水道水の成分一覧
日本の水道水の成分は地域や各水道局によって多少の違いがあります。
まずは、日本の水道水のミネラル成分を見ていきましょう。
主な成分は以下の通りです。
- カルシウム
- マグネシウム
- ナトリウム
- カルシウム
- カリウム
などとなります。
つぎに水道水に含まれている気になる成分を一覧に出してみました。
- 塩素
- アルミ
- トリハロメタン
- トリチウム
このほかにも水道水にはさまざまなミネラル成分や、気になる成分が含まれていますが、代表的な成分をピックアップしてみました。
ではそれぞれの成分について詳しく見ていきましょう。
水道水のミネラル成分について
水道水には多少のミネラル成分が含まれています。
なお、成分の濃度や種類は、採水地などによって異なるため、地域によって水道水の味に差が出てきます。
なお、ミネラル成分は量が多いほど苦味や渋みが強くなり、バランスよく含まれていることでまろやかな味わいになります。
また、濃度が高いほど硬度も高くなりやすい傾向にありますが、pH値に差はほとんどありません。
水道水の気になる成分について
つぎに水道水の気になる成分について解説していきます。
解説 | |
---|---|
塩素 | 水道水を消毒するために配合されています。
病原菌に対して高い消毒効果があるものの、人体に影響はほとんどありません。 塩素自体はアトピー性皮膚炎の原因になるとも言われているようです。 |
アルミ | 水道水に含まれている細かなゴミなどをまとめて沈殿させる凝集剤にアルミが配合されています。
液体化されたアルミはそのまま水道水に混ざります。 アルミ自体は、アルツハイマー型認知症や腎臓機能障害の原因になるとも言われているようです。 |
トリハロメタン | 塩素を入れたとき、水に含まれているフミン質が塩素とくっつく化学反応が起こることで、トリハロメタンが発生します。
トリハロメタン自体は、発がん性があるかもしれないと示唆されている物質です。 あくまでも確定はしておらず、可能性があるという段階となっています。 |
トリチウム | トリチウム(三重水素)は放射性物質のひとつであり、自然界でも作られている物質です。
水に溶けやすく分離しにくいため、水道水にもトリチウムは含まれています。 しかし、トリチウムそのものは水として摂取した場合は10日、有機物として摂取した場合は40日で体外へ排出されるため、水道水を飲むぐらいでは大きな害を及ぼすことはありません。 |
水道水は、ミネラルなど体にいいと言われている成分が含まれている一方で、体に外を及ぼす可能性のある成分も多数含まれています。
そこで気になるのが、水道水の安全性です。はたして日本の水道水は安全なのでしょうか?
日本の水道水の安全性
日本の水道水はそのまま飲んでも問題ない安全な水です。
WHO(世界保健機関)の飲料水質ガイドラインなどを参考にしながら、毎日水質検査が行われています。
なお基準値に関しては、厚生労働省が定めた基準で、日本全国で統一されているのです。
たしかに、水道水には有害物質は含まれています。しかし、日本の水道水は世界的に見ても安全なものです。
そのため、たとえミネラルウォーターなどを使わずに毎日水道水だけを飲み続けたとしても、人体になんら問題はありません。
浄水場では、そうした基準に則って、キレイな水へと処理がされているのです。
水道水をそのまま飲料水とする人の割合は?
あなたは水道水に対して、どの程度の安心感を抱いているでしょうか。
ネットリサーチのDIMSDRIVEが調査した2015年の「飲料水のアンケート」によると、自宅で飲む飲料水の種類は以下のような割合となっています。
- 水道水をそのまま飲む:45.0%
- ミネラルウォーター(ペットボトル)を飲む:24.6%
- 蛇口取り付け型の浄水器を通した水を飲む:18.8%
この結果を見ると、2人の内1人はそのままの水道水を利用するわけではなく、なんらかの対処をしているということがわかります。
とくに関東エリアや近畿エリアでは、「そのままの水道水の水」を飲んでいる方の割合はさらに下がり、関東に限っては38.6%となりました。
一方で水道水をそのまま飲む方の割合が高いのが、北陸エリアとなり67.0%にも上ります。
また性別では、女性よりも男性の方が、水道水をそのまま飲んでいる割合が高い傾向にありました。
日本の水は沸騰させなくても飲める!
日本の水は「そのまま」飲むことができるので、わざわざ沸騰させる必要はありません。
沸騰させなければならないのは、水道水をそのまま飲むことができない国の場合だけです。
しかし沸騰させれば、よりおいしく飲めるようになります。
じつは水道水をある程度(3~5分程度)沸騰させることで、カルキを飛ばすことができ、さらにより口当たりをまろやかにすることができるのです。
白湯を作るときにしばらく沸騰させなければならないのは、カルキを飛ばしているからです。
このカルキがなくなるおかげで、白湯がただ単に沸騰させて冷ましたお湯よりも、飲みやすくなっているというわけですね!
なので、日本の水道水は沸騰させる必要はありませんが、沸騰させることでよりおいしく飲むことができるようになります。
水道水が飲める国は少ない
じつは、水道水が飲める国ってかなり少ないのです。
水道水が飲める国は、世界中でもだいたい15カ国前後(水道水が飲めるか飲めないか不明な国もある)であり、日本はそのうちの1カ国に含まれています。
日本の水も浄化技術は、海外の水道でも使われるほど優秀であり、トップクラスの技術を誇っています。
また、より安全により美味しい水を家庭に届けるための技術もどんどん進化しているのです。
たとえば、東京都では通常の浄水処理(凝集沈殿・ろ過・消毒)に加え、高度浄水処理を平成25年10月より導入しました。
■ 高度浄水処理とは
高度浄水処理とは、通常の浄水処理だけでは取りきることができない、カビ臭原因物質やカルキ臭の原因となるアンモニア態窒素などの処理が行われています。
そのため、よりクリアでおいしい、安全性の比較的に高い水道水を飲むことができるようになりました。
とはいっても水道水には不安材料も
ここまで、水道水の安全性について紹介してきましたが、それでもやはり不安材料は残るものです。
ではどういった不安材料が残るのかについて、3つほど紹介していきます。
これらは、人によっては気になる方もいるかと思いますので、かならず目を通しておくようにしましょう。
では、順に紹介していきます。
水道水に含まれる塩素の体への影響
水道水となる水は、取水口という場所から河川の水を取り入れ、各工程をと辿りながらキレイな水となっていきます。
ただし、この水道水の原水となる河川の水も、自然的なものから人為的的なものが原因となり、そのままでは当然飲料水としてはふさわしくはありません。
こうした水は、キレイにするのため浄水場で沈殿や「ろ過」などを行い、塩素により消毒も行います。
この消毒を行わないと、病原菌や雑菌が残ってしまうため、健康に対しても悪影響を及ぼしてしまうのです。
つまり水道水が安全に飲めることは、この消毒する工程があるからこそともいえるでしょう。
殺菌効果はあるけど
しかしそんな塩素ですが、先にもお伝えした通りアトピー性皮膚炎などの、肌への影響も懸念されています。
また日本では、残留塩素濃度として、0.1mg/L以上~1mg/Lとなっていますが、西洋の先進国と比べても比較的高い値となります。
そのために、殺菌効果が高く安全な水とも言われているのでしょう。
からだにとって悪影響がでない範囲とはいえ、細菌を殺せるレベルを考慮すると、気になる方はいるのかもしれません。
自宅に運ばれてくるまでの給水管への危険性
どんなに浄水場でキレイされた水であっても、そこから自宅の水道までには、長い給水管内を通らなくてはなりません。
それゆえに、給水管の状態が悪ければ、結局多少なりとも不純物を含む恐れもあるでしょう。
法定年数を超えた給水管
たとえば、日本の給水管の法定耐用年数は40年とされていますが、その年数を超えて使用されている場合もあるものです。
そういった場合では、給水管の内部にサビが発生しており、そのサビと共に蛇口から出ている可能性も否定できません。
ましてや、そう簡単に掃除ができる箇所でもないため、そのままになっていることが大半です。
もちろん、細菌が全くいないとも言いきれないでしょう。
まだある!問題の給水管
法定年数を過ぎていることも問題ではありますが、現在では給水管として禁止されている「アスベスト管」や「鉛管」を使用している箇所も、少なからずあります。
とくに鉛管の場合は危険で、鉛が混ざった水を摂取し続けることで鉛中毒を引き起こす恐れもあります。
鉛中毒は、脳障害を引き起こす可能性がありますので、確実に避けたいものとなるでしょう。
またこれ以外の内容についても、以下の記事でも詳しく解説していますので、気になる方は参考程度にでも目をとおしてみましょう。
水道水に含まれるアルミの危険性
こちらは、アルツハイマー型認知症や腎臓機能障害の原因となると、先にお伝えしました。
なぜ高度な浄水を行っているにも関わらず、アルミは入って来てしまうのでしょうか。
これは、水道水に含まれるアルミが、液体であるためです。液体であるがために、浄水場で行われる沈殿や、ろ過システムに引っかかることなく、家庭の蛇口まで残ってしまうのです。
水道水のpH値にも注目してみよう
ここまでで、水道水に含まれる成分と、その安全性について紹介してきました。
これらがわかったところで、さらに深堀りし、水道水のpH値にも注目してみることにしましょう。
ちなみにpH値とは、「酸性・中性・アルカリ性」を表す値で、「7」を中性として考えていきます。
この値の範囲は、「0~14」のいずれかで表す決まりとなっているので、頭の片隅にでも覚えておきましょう。
たとえば、pH値が7より小さければ酸性となり、大きければアルカリ性といった具合です。
まずは、水の話でよく出てくる「硬度」について、「pH値」との関係をみていきます。
硬度とpH値との関係性は?
水の特徴を表すものとして、「硬度」という言葉をよく目にしますよね。
結論から言えば、水の硬度とpH値は、直接的な関係がありません。
というのも、
- pH値は「酸性・中性・アルカリ性」を表すもの
- 硬度は、水に含まれるマグネシウムやカルシウムの量を表すもの
と計る対象が異なるためです。
ただし、硬度が高い硬水では、酸性よりのミネラルウォーターの割合が多いです。
もちろん、すべてがそうだというわけではありません。
これは、一見勘違いされやすい内容なので、頭の片隅にでも置いときましょう。
水道水のpH値はどのくらい?
次に本題の水道水のpH値ですが、日本の水道水では「 5.8~8.6」の間となるように、「厚生労働省:水道水質基準」にて定められています。
こうみると、結構広い範囲で定められていることがわかりますね。
ただ実際は、ほとんどの水道水が中性に近い値となっており、そこまで大きな差はありません。
地域によって違うの?
先ほど「ほとんどの水道水」という言い回しをしましたが、これは地域によって水道水のpH値が異なるためです。
ここで疑問となるのが、
という点ですよね。
これは、周辺環境や地質、浄水場の設備が水道水のpH値に関係しています。
そう考えると、地域によってpH値が異なることは、なんら不思議ではないことが分かります。
その土地の特性が、水道水にも表れるということですね!
用途によって適したpH値は異なる
水道水は基本的に中性に近いものとなっていますが、用途によって適したpH値は異なることもあります。
ここでは、3つのシーンにわけて、適したpH値を見ていくことにしましょう。
1:シャワー
シャワーや湯船のお湯に適しているのは、「中性」となります。
仮に、どちらかに大きく偏っている場合、皮膚へのダメージが大きくなってしまうでしょう。
そう考えると、日本の水道水は、シャワーや湯船のお湯に適した水といえるのではないでしょうか。
2:飲み水
飲み水としてなら、弱アルカリ性の水を、ここではおすすめします。
というのも、ヒトの皮膚は弱酸性を保っていますが、体内では弱アルカリ性と逆になっているためです。
からだのことを考えるのであれば、本来のからだの環境に合わせてあげるのが一番でしょう。
とはいっても、普段私たちが口にする飲み物の中には、オレンジジュースやコーラなど、酸性のものが多いものです。
そのため、あまりに気にしすぎると、それはそれで不便なので、
など、ルールを決めておくと良いかもしれません。
3:植物
最後に紹介する植物についてですが、これは「植物によって適したpH値は異なる」が答えとなります。
自身が育てている植物や野菜など、何が適している水なのか、調べてあげてもいいでしょう。
植物なら、水以外にも土で「酸性・中性・アルカリ性」に偏らせることもできます。
水道水を飲むのに抵抗がある場合の対処法
日本の水道水はいくら安全性が高いと言われても、飲むのには少し抵抗があるという人もいますよね…。
ここでは、水道水を飲むのに抵抗がある人や、水道水が美味しくないと感じる場合の対処法をご紹介します。
水道水の対処法1:ミネラルウォーターを飲む
いちばん手っ取り早いのが、ミネラルウォーターを購入して飲むことです。
ミネラルウォーターは、2リットルのものを100円以下で購入できるので、毎日飲み続けてもそこまで家計を圧迫することはありません。
むしろ、おいしくて飲みやすい水を安価で手に入れることができるので、水道水に抵抗があるならミネラルウォーターをおすすめします。
また、以下ではミネラルウォータ―のおすすめについても紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
水道水の対処法2:浄水器を使う
浄水器を付けることで、通常の浄水処理では取り切れなかった物質を取り除くことができるようになります。
そのため、浄水器をつければより安全でより美味しい水を飲むことが可能になります。
ただし、浄水器の種類によってはあまり浄水効果が感じられないものがあるのも事実ですので、よくリサーチすることをおすすめします。
水道水の対処法3:便利さも手に入れたいならウォーターサーバー
と思っている方は、ウォーターサーバーがおすすめです。
ウォーターサーバーの水は、水道水よりも安全性が高いうえに美味しいのが特徴です。
さらに、ボタンひとつで冷たい水や温かいお湯を出すことができるので、なにをするにも時短になってとても便利です!
わざわざ重いミネラルウォーターを購入する必要もなくなるので、買い物もラクになります。
水道水を飲みたくない人は、ウォーターサーバーを検討するのもひとつの手段として検討してみてはいかがでしょうか。
手軽に水道水をおいしく飲もう!おすすめ浄水器3選
前項では水道水に抵抗のある方に対して、その対処法を紹介してきました。
ここではそれらを踏まえ、浄水器とウォーターサーバ―に分けて、それぞれおすすめを3つずつ紹介していきます。
まずここでは浄水器から紹介していきますので、ウォーターサーバーを確認したい方は、以下のボタンよりジャンプして確認してみてくださいね!
では進めていきます。
1:ブリタの「BJ-NOT オンタップ」
参考価格 | 本体:3,310円前後 |
カートリッジ | カートリッジ:2,260円前後(1個入り)
※1個で1200L(約4ヶ月前後) |
除去物質 | ■11物質除去
残留塩素、総トリハロメタン、農薬、カビ臭、溶解性鉛、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン |
使用ろ材 | 不織布・活性炭 |
「ブリタ」といえば、耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
なんとブリタは日本のみならず、世界中で人気となっており、その数は2億人とも言われています。
というのもブリタ自体は、1966年からの歴史があり、ノウハウや技術に申し分はありません。
そんなブリタの「BJ-NOT オンタップ」は、格安な価格帯でありながらも、11種類もの不純物を取り除く優れもの。
価格帯が安いので、一人暮らしの方ならコスパよく活用することができるでしょう。
また本体には、カートリッジの交換時期が表示されるため、いつ交換すれば良いのかも覚えておく必要がありません。
とにかく手軽に、水道水をキレイにしたいという方は、ブリタの「BJ-NOT オンタップ」がおすすめです。
2:東レの「トレビーノカセッティ205MX」
参考価格 | 本体:6,755円前後 |
カートリッジ | カートリッジ:5,980円前後(3個入り)
※1個で600L(約2ヶ月)で交換 |
除去物質 | ■13項目
残留塩素、カビ臭、総トリハロメタン、濁り、農薬、溶解性鉛、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ブロモホルム、ジブロモクロロメタン |
使用ろ材 | 活性炭、中空糸膜(ポリスルホン)、イオン交換体 |
次に紹介するのは、東レの「カセッティ205MX」。
実はこのモデルは、あの有名なトレビーノの進化バージョンのようなもの。
つまり、より高性能となっているのです。その除去物質の数は、なんと13物質。
中空糸フィルターという、医療現場で利用される特殊なフィルターを活用することで、ミクロレベルの不純物までも除去してくれます。
さらには、見やすい位置に液晶パネルが搭載されており、カートリッジの交換時金も見逃すことはありません。
ミネラルを程よく残しながら、不純物を取り除けるこの製品は、コストと性能の両方を意識したい方におすすめのモデルとなります。
3:三菱ケミカル の「クリンスイ MONO MD101-NC」
参考価格 | 本体:2,950円前後 |
カートリッジ | カートリッジ:5,170円前後(1個入り)
※1個で900L(約3ヶ月程度)で交換 |
除去物質 | ■13項目+2項目
残留塩素、濁り、カビ臭、溶解性鉛、農薬、総トリハロメタン、クロロホルム、ブロモジクロロメタン、ジブロモクロロメタン、ブロモホルム、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、111-トリクロロエタン、鉄、アルミニウム |
使用ろ材 | 中空糸膜(ポリエチレン)、イオン交換繊維、活性炭 |
浄水器で最後におすすめするのは、「三菱ケミカル クリンスイMONO MD101-NC」。
今回紹介する中では、最も除去物質数が多い製品となります。
その数は、JIS規格で定められている13項目を超え、プラスで2物質も除去してくれる優れもの。
確かにカートリッジは、少々高めの料金となりますが、それを納得させる高性能モデルなっているのです。
また3ヶ月に一度のカートリッジ交換ということで、手間もそうかかりません。
水道水に含まれる不純物を、なるべく除去してほしいというのなら、この「クリンスイMONO MD101-NC」がおすすめとなります。
浄水器については、以下の記事でおすすめを紹介しています。
どういったものがあるのか「他にも気になる」という方は、一読してみるといいでしょう。
安全性とおいしさにこだわるなら!おすすめのウォーターサーバー3選
さてここでは、水道水の成分に不安を感じる方のために、ウォーターサーバーのおすすめを紹介していきます。
従来の天然水の宅配型はもちろん、次世代型といわれるウォーターサーバーについても紹介していきますので、ぜひ一読してみてくださいね!
では早速順に確認していきましょう。
1:コスモウォーター
サーバーレンタル料金 | 無料 |
ボトルの料金 | 12L:2,052円(税込) |
最低注文単位 | 2本 / SET |
500mlあたり | 約85円 |
ボトルタイプ | ワンウェイボトル |
水の種類 | 天然水
※静岡県・京都府・大分県の採水地から最寄の天然水が配送される |
解約金 | 2年未満での解約:9,900円(税込) |
まずはじめに紹介するのは、お手軽価格で新鮮な天然水が味わえると評判の「コスモウォーター」となります。
コスモウォーターの一番の魅力は、その料金。
なんと利用するにあたってかかる料金は、水代のみとなっているのです。
他社では複雑な料金設定としていることも多く、どう削ればいいのかわからないことも少なくありません。
さらには、安いと思って契約したものの、実は高くついてしまったというケースまであるのです。
またコスモウォーターの魅力は、もちろんこれだけではありません。
コスモウォーターから出荷している水は、なんと採水から48時間以内のもの。
それが自宅に届くというのですから、その鮮度に申し分はないでしょう。
検査もしっかりと行われている天然水ですから、そのコスパはかなり優秀といえるウォーターサーバーといえます。
2:ウォータースタンド
サーバーレンタル代 | 3,850円(税込)~
※サーバーの種類による |
設置費 | 無料 |
電気代 | 500円~800円 |
メンテナンス | 定期訪問メンテナンス(無料) |
解約金 | 本体設置から1年未満で撤去する場合は、撤去費用が6,600円(税込) |
次に紹介するのは、次世代ウォーターサーバーと呼ばれている水道直結型ウォーターサーバーとなります。
このタイプのウォーターサーバーは、自宅の水道管から直接水を引き、高度浄水をすることで冷温水を楽しむことができます。
これによりキレイとなった水をいつでも好きなだけ飲むことができ、月々の料金がいくら飲んでも定額という、かなりコスパの良いウォーターサーバーとなっているのです。
また中でもウォータースタンドで提供しているサーバーは、そのどれもがデザイン性に優れており、インテリアとしても十分。
さらに月々の料金には、メンテナンス代やカートリッジ代も含まれているため、別途でお金がかかることもありません。
メンテナンスは基本的に専門スタッフが訪問し、清掃から動作チェック、カートリッジ交換まですべて代わりに実施してくれます。
これだけ手厚いサポートがありながら、「月々3,000円台~」で利用できるのですから、検討しない手はないでしょう。
3:サントリー天然水
サーバーレンタル料金 | 無料 |
ボトルの料金 | 7.8L:1,350円(税込) |
最低注文単位 | 3箱 / SET |
500mlあたり | 約86円 |
ボトルタイプ | ワンウェイ式:パックインボックス |
水の種類 | 南アルプスの天然水 |
解約金 | 1年未満の解約:16,500円(税込)
2年未満の解約:9,900円(税込) |
最後に紹介するウォーターサーバーは、お馴染みのサントリー天然水が提供するウォーターサーバーとなります。
さすがは大手というだけあり、その衛生面に対しての管理はかなりのもの。
水道法では51項目の検査で良い所を、なんと200項目を超える厳しい検査を、採水した天然水に対して実施しているのです。
その検査内容は化学的なものから微生物検査、官能検査に至るまで、あらゆる方向から実施されます。
また気になる放射性物質の検査についても、しっかりと行われており、これまで検出したことは一度もありません。
さらに提供されているウォーターサーバーには、「おいしさキーパー」という機能が搭載されています。
この機能は、1日に1度2時間かけてサーバー内部に雑菌が繁殖しないように、自動でクリーニングをする機能です。
これのおかげで、いつでも新鮮でキレイな天然水を味わえるというわけですね!
衛生面についてとことんこだわりたい方は、サントリー天然水のウォーターサーバーがおすすめとなります。
ウォーターサーバーについて、もっと見てみたいという方は、以下の記事で目的別に探せるようにまとまっていますので、そちらをご参照ください。
きっとピッタリのウォーターサーバーが見つかるはずです。
生涯に渡って水道水を飲んでも問題はない!
日本の水道水はかなり安全性が高いので、生涯に渡って水道水を飲み続けても人体に影響はありません。
しかし、カルキ臭い、おいしくないと思っている人が一定数いるのも事実です。
最近ではカルキ臭などをなくすために、高度浄水処理も行われるようになりましたが、東京などの一部の地域のみであり、地域によって差があります。
なので、もしも水道水を飲むことに抵抗があるのであれば、ミネラルウォーターを飲んだり、ウォーターサーバーを使ったりなど、自分に合った対処を行うといいでしょう。
また生後間もない赤ちゃんには、水道水は与えないようにしてください。
まだ、からだが未発達のため、赤ちゃんの負担となってしまいます。
赤ちゃんのことを考えるのであれば、ウォーターサーバーもおすすめです。
これを機に、水道水への考え方を見直し、より快適に過ごしていきましょう!
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