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2018年5月号 大たい骨骨折の治療法と予防法

更新日:2018年05月25日 金曜日

整形外科  加藤  庄平

 高齢者に多い大たい骨骨折は股関節の骨折で、医学用語では『大腿骨近位部骨折』と呼ばれています80%程度が女性です。年々増加傾向にあり、当院でも平成28年度は156件の手術を施行しました。手術方法はさまざまですが、できるだけ早く手術を施行し、手術翌日から骨折した側の足にも体重がかかっても問題ないように固定し、歩行訓練を開始します。この骨折は、寝たきりの原因になるなど、介護を要する原因となるので、予防が大切になってきます。骨折の予防については、運動療法と、骨密度を維持する方法があります。
 運動療法については、ロコモチャレンジというキーワードをインターネットで検索してみて下さい。ロコモ度テスト(移動機能の状態をチェック)を試してみてロコトレ(運動療法)をやってみて下さい。
骨密度は、特に女性は、高齢になると骨粗鬆症になります。現在は、飲み薬で効果の高い薬が出ているので、高血圧症と同じように骨粗鬆症の薬を継続して飲むことをお勧めします。骨折を予防し、健康寿命を延ばしましょう。



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