西尾市民病院公式サイト【院長ごあいさつ】

愛知県西尾市熊味町上泡原6番地
TEL:0563-56-3171(代表)

院長ごあいさつ

新たな時代に適応できる病院を目指して

院長写真

西尾市民病院 院長として改めてご挨拶申し上げます。

院長を拝命し、東奔西走している間に早4年が経過いたしました。相変わらず課題は山積しており、特に当地区の勤務医不足は、残念ながら依然顕著で、改善するどころかむしろ拍車がかかっている状況にあります。市民の皆様には、ご迷惑・ご不便をおかけしており、忸怩たる思いでおります。

そういった中、医師確保のため、2014年度から医師確保奨学金制度を導入し、そのおかげもあり、初期研修医については、来年度も定員どおり採用できる予定です。更に、労働形態の多様化に対応し、女性に優しい職場づくりを目指して、病児・病後児保育や24時間保育、医師の短時間勤務制度、看護部の一部2交代制度なども導入しております。

少子高齢化が進み超高齢社会となり、2025年問題を抱え、今後より一層、地域医療・介護連携、役割分担を積極的に進めていかなければなりません。特に、2016年度の診療報酬改定では、重症度、医療・看護必要度の見直しや、医療と介護の連携に更なる踏み込みが見られました。当院としても2015年度から地域包括ケア病棟を導入いたしましたが、2016年度には更に1病棟増設し、また、地域包括システムへの貢献を西尾市民病院改革プランにも掲げて、地域に求められる医療を柔軟に提供してまいります。

併せて、IT化を進め、地区医師会との連携を深めるべく、地域連携ネットワークシステムを2014年度末から導入いたしました。これらを当院、当地区の特色として、今後も発展させるとともに、地域を大きな病院と捉えた、新たな地域連携、地域医療構想も模索してまいります。

その他、地元金融機関のご協力の下、市民の皆様に、当院及び現代の医療を正しくご理解いただくとともに、健康意識の向上にも寄与すべく、市民公開講座を2015年度から開催し、好評を博しております。

2016年度から動き始めた新専門医制度や、来年度の医療・介護保険の同時改定、更には、医師偏在化が進行する中、簡単ではありませんが、地域の皆様に安心・安全な医療環境を提供できる病院・地域を目指して、時代の変化に適応すべく、今後も努力してまいります。

遠くない将来、医師過剰時代が来るとも言われており、多少の偏在解消への期待があるものの、まだしばらくの間、厳しい状況が続いてまいりますので、ご迷惑・ご不便をおかけいたしますが、何とぞご理解、ご協力をいただけますよう、お願い申し上げます。

平成29年7月1日

西尾市民病院長 禰宜田 政隆